Border Collie 鶴千代

ボーダーコリー鶴千代と爆走の日々

つくば お散歩会・お散歩ワークショップに参加しました。

少し前に遡るのですが、つくば お散歩会お散歩ワークショップに参加してきました。
どちらも「犬と歩けば棒にあたる」のタローの主さん主催の犬語(犬の行動)について学ぶ体験学習です。

taronusi.com

1月14日 第50回つくばお散歩会

お散歩会に主旨については↓を参照。

blogs.yahoo.co.jp

お散歩会というものがある事は随分前から知っていたのですが、なんせ場所がウチからそこそこの距離です。
当時は自分1人で運転して行ける自信がない・・・ということでなかなか参加の申込みが出来ずにいました。。
しかし、私も免許を取得しそろそろ1年が経ちます。1人でもあちこちと運転して出かけられるようになってきました!!
ということで、参加申し込みをしてみました(^o^)

鶴千代と一緒の参加を申込んだのですが、この日は他の参加予定の犬との相性を考慮した結果、鶴千代の参加は見送ることになってしまいました。
でも、人間のみの参加ならOKということでしたので、犬なし見学で参加することに。
場所は高崎自然の森公園です。
以前 1度遊びに行ったことがありますね↓

bordercollie-tsuruchiyo.hatenablog.com

とても良い公園だったので、お散歩会後に鶴千代と一緒に散策したいと思い「お散歩会中は車内待機させてもいいか?」とタローの主さんにお伺いしたところ許可が貰えました。なので、鶴千代も連れて行き車内待機させることになりました。


当日の参加者は犬6頭と人間8名。
2歳〜10歳と若犬からシニアまでの幅広い年齢層のワンコ達でした。

中にボーダーコリーの女の子(ノエルちゃん)がいたので、私はノエルちゃんと行動を共にさせてもらうことになりました。
ノエルちゃんの話を聞いていると鶴千代と同じような悩みを抱えていました^^;
「あー!!あるある!!ありますね(^O^;)」という会話が弾みました(笑)

参加ワンコは他のワンコが苦手な子が多かったかな?犬同士が近づくと興奮して吠えたりガウガウとなってしまったり・・・鶴千代も同じなので、あ〜皆そうなんだな💦とちょっと安心(;^ω^)
それにもちゃんと理由があるということをタローの主さんに教えてもらいながら歩きました。
犬には犬のパーソナルスペースがあるそうで、そこにいきなり入ってこられると「何じゃおまえーーー!!!」となっちゃうんですね。そこでガウガウが始まるという。
なので、お散歩会では1頭1頭がかなり距離を取って歩きます。
ほとんど姿が見えない距離です。
そんなに距離が開いていても犬はちゃんと他の犬の存在を確認しているそうです。

ここで重要なのが犬の匂い嗅ぎ行動。犬は匂いを嗅ぐことで相手の情報を収集するそうです。姿は見えなくとも匂いを通してお互いに情報交換をしているそうで、そうしてお互いの匂いを嗅ぎつつ、相手と同じルートを歩くことでコミュニケーションが取れていると(゚д゚)!
そうして歩いていると、かなり開いていた距離が段々と縮めることができるようになってくるんですね。

印象的だったのが、元保護犬の女の子。
はじめは「他のワンコの姿を見るのも嫌だ。」という、とてもシャイな子だったのですが、お散歩会の後半になるとお互いに姿が見えるところまで距離を縮めることができるようになっていました。
また、一緒に歩かせて頂いていたノエルちゃんもお散歩会の前半と後半で他のワンコに対して見違える態度になっていました!ワンワン吠えが出ていたのが大分落ち着くようになっていました。
まぁ、だからといっていきなり仲良く遊べるようになるか?といとそれはまた違い、200m必要だった距離が100mに縮まった!100mが50mに縮まった!とかそういう話です。
でも、他の犬が居るだけで興奮して落ち着くことができなかった子たちが、他の犬が居ても落ち着いていられるんですよ( д) ゚ ゚
これってとても大きな変化ですよね!!

 お散歩会終了後

お散歩会が終わった後、車へ戻り鶴千代を連れ出しました。
タローの主さんが推奨しているパーフェクトフィットハーネス3mロングリードの試用をさせてもらうことになりました。
きっと10分程度の試着で終わりだろうと思っていたのですが、なんと1時間近くも試用させて頂きました!
そして犬に優しいリードワークの仕方も丁寧に教えて頂き大変お世話になりました。
鶴千代は今までハーフチョークやフルチョークを使っていたのですが、明らかに鶴千代の反応が違いました。
これについてはまた別記事で書こうと思いますが、今回試着させてもらった様子を見て、首輪をやめてハーネスにすることにしました。

2月12日 お散歩ワークショップ

お散歩会が公園でのお散歩なのに対し、ワークショップは市街地でのお散歩の仕方(市街地への慣らし方)を学びました。

blogs.yahoo.co.jp

我が家は鶴千代・アツシ・私の2人と1頭で参加。
全体の参加者は犬同伴参加が2組(犬2頭・人4名)。
・柴犬 (1歳3ヶ月 ♂)
・鶴千代(1歳3ヶ月 ♀)
犬無し参加が3名の合計2頭と7名!

場所は、つくば市研究学園前公園です。

 リードワーク

前半はリードワーク講座です。
ちょっと長めの4.5mリードを貸し出して頂き、コレを使っての勉強でした。
リードワーク講座の間、犬は車内待機させておきます。

まずはリードの持ち方と巻取り方。
ロングリードは常にいっぱいに伸ばして使うのではなく、場所や状況に応じて短めにしたり伸ばしたりします。
その際の巻き取り方は手にグルグルと巻くのではないのですが、文章での説明は難しいですね(;^ω^)
片手ではなく、両手を使って伸ばしたり縮めたりします。

その後、2人1組になり片方が犬役・片方が人間役で実際にリードを引かれた際の力加減などを体験してみます。
犬役といっても、リードの先を手で持って歩くだけです。人間役もリードを引っ張るのではなくただ立ち止まるだけ
犬役と飼い主役が一緒に歩き、途中で飼い主役がただ立ち止まるだけ。
それでもリードがピンと張ると思っている以上に後ろに引っ張られて驚きました。
ただ止まるだけでこんなに力を感じるなら、グイッと引っ張られる犬はどれだけ強い衝撃を感じているんでしょう(・・;)💦
実際に犬の立場になってみるとよくわかりました。

 市街地への慣らし方

リードワークの練習の後は、実際に犬を連れ出して公園を一緒に歩きます。
公園を散策しながら徐々に市街地の方へ向かいます。
そして、研究学園前駅の改札前を通り、駅のロータリーをぐるっと一周して、また公園に向かうというルートでした。

田舎育ちの鶴千代にとっては大変 刺激的なコースだったようで、公園を出た辺りで緊張気味に^^;
ドキドキビクビクしながらもロータリーを周って公園まで戻ることができました。
一緒に参加していた柴犬くんは駅前までは頑張って来れたそうですが、改札前の通り抜けはできず、そのまま一目散に公園まで戻っていったそうです。

今回の研究学園前の様子は閑散としていて、人も疎らだったのですが犬にとっては東京駅を目の前にしたのと同じだったようです。
なので近づけただけでも十分頑張ったし、犬が嫌がるのを無理やり連れて行くのは良くないそうです。少しづつ慣らして歩けるようにしてあげることがいいのだとか。

市街地に近づく手順も重要で、車を降りたらいきなり市街地 とか いきなり人混みの中 だと犬もビックリしてしまうそうです。
今回のように公園で少し散策してから段々と市街地に入っていったり、駐車場の一番端っこに車を止めてそこから近づいたりと、賑やかな場所より少し離れたところから徐々に近づいていくのが良いそうです。
人間のように目的地がどこなのかを犬は理解できないので、そうして心の準備をさせてあげることが大切なんだって(^^)
帰るときも同じで、賑やかな場所から急に静かな車内に戻るのではなく、車に戻る前に少し静かな場所を歩かせて心を落ち着かせあげるといいそうです!

学んだこと・今後の活用

こうして参加してみると、随分と人間本位の行動をしていたなぁと感じました^^;
もうすこし、犬の立場になって物事を見てみることが大切なんだなと思いました。
また何気ない仕草や行動も意味があることだったり、吠えるなら吠える理由・引っ張るなら引っ張る理由など何事にも犬には犬の理由があって行動しているいうことが分りました。
それを理解せず、頭ごなしに怒ったり強制的に従わせていることが多かったなと反省・・・
もっと犬語を理解した上でどうやってアプローチしていくのがよいのか考える必要がありますね(´-﹏-`;)

また、たまには市街地に連れて行くことも良い経験になるのだなぁとわかりました。
普段 鶴千代は畑に囲まれた場所しか歩いていないので、建物に囲まれた場所や人が多い場所に慣れていません。
「お出かけしよう〜!」と連れて行く場所も公園や山・海など自然豊かな場所に連れて行くことが多いです。
鶴千代にとって緑いっぱいの公園のほうが楽しいでしょうが、社会化として・いろんな環境に慣れるためにも、街を歩くということは勉強になりますね。
今後はそうした場所にも敢えて連れて行ってみようと思います。